牛肥育 大下より
天生の匠 ジャージー牛への取り組み
天生の匠 代表
大下哲也
ジャージー牛のお話
飛騨市で乳製品の加工販売を行っている、
牧成舎の牧田社長は、自家牧場で雄牛が生まれる度たいへん心を痛めていました。
酪農家としては、雄牛は不要なものとして、
数週間から数カ月の命で、
誰からも喜ばれること無く、処分されていたからです。
牧田社長の「この子達を何とかできないか?」
という想いを
不思議な人のご縁が、私たち「天生の匠畜産」へ繋いで下さり、
ジャージー牛肥育の取り組みがスタートしました。
しかしながら、ジャージー牛肥育は経験がなく、
どんな牛に仕上がるのか分からない、
採算が取れるのどうかも分からない、
どの様に流通させればよいかすら分からない…。
何から何まで不安だらけのスタートでしたが、
「最後は面倒を見ます!」という
ご協力者の力強い応援のお陰で
最後まで進めていくことが出来ました。
そしてこの度、その子達が無事に出荷され、
皆さまのもとにご提供出来ることになりました。
ジャージー牛ならではの赤身のお肉ながら、
たいへん柔らかいお肉になっております。
さっぱりとした味わいですので
食べだすと止まりません。
色々なお料理にもご利用頂けると思います。
たくさんの方々の善意が集まって仕上がった
なかなか流通していない珍しいお肉です。
皆さまのお食事に、美味しさと感動をお届け出来たら
たいへん嬉しく思います。